
いまや、三重県を抜いて
全国一位の水揚げ高を誇る千葉県の伊勢海老。
「伊勢海老」の名は一説によれば、かつて伊勢地方で
たくさん獲れたことに由来するようですが、
現在の主要産地は千葉県南部の房州エリアとなってきています。
伊勢海老が好む海藻や貝類などが棲む
“磯根” がある房総半島沿岸は日本有数の伊勢海老の好漁場。
中でも南房総で水揚げされるものは有名で、
「房州エビ」のブランドで取引されています。
浅瀬に棲んでいる房州の伊勢海老は、
三重産に比べて日に焼けたやや暗赤色の殻が特長で、
加熱することで鮮やかな赤色に変わります。
黒潮に鍛えられ引き締まった身は
濃厚な甘さに口元も思わずゆるむ高級食材です。
今年も全国で最も早い8月(三重は10月)に
解禁を迎えた房州伊勢海老漁がスタートしました!


海底に “刺し網” と呼ばれる網を落とし、
絡まったイセエビを捕獲する「底刺し網」という漁法が
用いられる房州の伊勢海老漁。
潮の流れを考慮しながら網を入れるこの漁法は
長年の経験がモノを言う熟練の技です。
房州では資源管理のため、
漁獲できる大きさは眼の付け根から尾端まで
全長13cm以上と定められています。
水温が下がってくるこれからの季節は
伊勢海老の身もさらに引き締まり、
プリプリの食感が味わえる絶好のシーズン!
当館では産地ならではの鮮度抜群の伊勢海老のお造りを
豪華海鮮と一緒にお楽しみいただける
お料理プランをご用意しております!
夜長の饗宴を愉しむ豊穣の秋♪
全国に誇る、旬オブ旬の房総ブランドのおいしさを、
今年もぜひご堪能くださいませ!
画像参照:南房総市公式サイト(https://www.city.minamiboso.chiba.jp/0000015226.html)