海越しに楽しむ南房総の、ダイヤモンド富士

2013年6月に世界文化遺産に登録された富士山は、
今年6月、登録10周年を迎えます!

規制が緩和され、山開きを迎えるこれからのシーズンは
富士山を訪れる外国人観光客の増加も期待され、
国内外であらためて富士山の魅力が注目される一年になりそうです。

房総エリアは富士山頂に朝日&夕日が沈む「ダイヤモンド富士」が
楽しめることでも写真愛好家の人気を集めています。

中でも富士山の東南東100km付近に位置するここ鋸南町、
および館山付近の南房総では毎年5月中旬~下旬、7月中旬~下旬の年2回、
夕日の「ダイヤモンド富士」が楽しめます。

南房総で見る「ダイヤモンド富士」の魅力は何といっても、
水平線に浮かんでいるかのように見える壮大で美麗なその姿。
国内で海越しに「ダイヤモンド富士」を望めるのは、
実はここ房総半島と三浦半島(神奈川県)だけです。

記念すべき富士イヤーとなる2023年の
「ダイヤモンド富士」の時期も、いよいよ近づいてきました!

多少の日にちのズレはあっても、南北に広く富士山を望む
南房総の海岸線なら100~150m程度移動すれば、
ジャストな絶景を楽しむことができます。

もちろん、これからの季節なら「ダイヤモンド富士」後の
残照も心打つ美しい景色です。

富士山に近いと太陽や月が小さく見え、逆に富士山に遠いと
太陽や月が大きく見えるため、南房総から望む「ダイヤモンド富士」は
山の大きさと太陽の大きさのバランスが理想的とも言われています。

ちなみに、太陽でなく月が富士山の山頂に沈む景色は「パール富士」。
冬に楽しめる「パール富士」は天候はもちろんのこと、
毎年異なる月の入りの場所や月齢、光量などの難しい条件が多く、
なかなか目にできない神秘的な景色です。

5~7月に南房総を訪れる方は、ぜひ記念すべき今年の
「ダイヤモンド富士」で素敵なパワーチャージをしてみてください!

 

画像参照:東京湾観光情報局(https://tokyo-bay.biz/)
     南房総いいとこどり フォトバンク(http://photobank.mboso-etoko.jp/)